プラネタリウム・ガイド

プラネタリウム・ソフトの色々

1. 生解説かオート番組か

ソフト、つまりプラネタリウムで投影(上映)される番組にも、施設によって違いがあります(まあ、各施設が独自にプラネタリウム番組を投影しているのですから、当然といえば当然ですよね)。

まず、プラネタリウムの印象を大きく左右する「生解説オート番組か」の違いがあげられます。

生解説は、解説員がポインター(星を指し示す矢印等)を手動で使い、肉声で星空を解説する、いわばライブ番組です。
多くの場合その日の夜の星空や最近のトピックなどを紹介するので、その時々の旬の話題を楽しむことができます。また担当者によって紹介する内容や語り口調も様々なので、同じプラネタリウムでも毎回違う話が聞けるというのも大きな魅力です。
その分、担当者の力量に大きく左右され、回によって差が出てしまうという場合もあります。

一方オート番組は、あらかじめ録音・プログラムされた番組を自動で投影します。すでに出来上がったものが投影されるため、完成度が高く、回によって内容にばらつきが出るということがありません
また、ドラマ仕立ての番組の中に星空解説を盛り込むなど、自由な構成にすることができます。
反面、番組の入れ替え(多くの場合季節ごと)までは同じ内容しか投影されず、また番組の制作に時間がかかるため、最新の話題が盛り込みにくいという面もあります。

「色々な星の話題が聞きたい、解説員とコミュニケーションがとりたい」という人は生解説が、「洗練された音声と内容で、一連の番組として楽しみたい」という人はオート番組が向いているかもしれません。

なお、星空解説は生解説で行い、天文などの話題を扱うテーマ部分をオート番組にして、一回の投影で両方を組み合わせているプラネタリウムも多くあります
また一日のうちに複数の番組を上映している施設もありますので、行きたい施設がどういう番組を投影しているか、調べてみると良いでしょう。