Now Loading...
HOMEプラネもいろいろ ≫ ソフト2・科学か娯楽か

ソフトのいろいろ②・科学番組か娯楽番組か

プラネタリウムといえば、テーマにも星や星座、天文、科学の話題を取り上げる内容が一般的ですが、現在のプラネタリウムでは様々な番組が投影されるようになりました。

見たいプラネタリウム番組は人それぞれ

いわゆる天文や科学の話題をメインにした番組を、ここでは「科学番組」と呼ぶことにしましょう。
中学生以上を対象にした、比較的難しい話題を扱う番組もあれば、小学生にも理解できるように、内容をかみ砕いたものもあります。いずれにしても、番組の主軸は天文や科学への理解を深めることにあります。
(学校の授業として投影する「学習番組」もありますが、通常は一般には公開されません。ここで科学番組としているのは一般投影用のプラネタリウム番組です)

一方で、星や天文の話題を要素の一つとしつつも、主軸は娯楽的な要素、つまり物語やエンターテインメントになっている番組もあります。ここではこれを「娯楽番組」と呼ぶことにします。
科学的な要素と娯楽的な要素、両方を兼ね備えた番組も多くあります。ただ、遊びの要素を多く含めたために天文・科学の解説が少なくなったものは、どちらかといえば娯楽番組になるかもしれません。

昔ながらのプラネタリウムは科学番組が主でしたが、現在はドラマ仕立ての番組や、小説等を原作にした番組、美しい映像と音楽を重視したヒーリング番組、人気アニメのキャラクターを起用した番組も多く作られています。

科学番組と娯楽番組のどちらが多いかは、プラネタリウム館によって傾向があるかもしれません。しかし、同じ施設でもその時々で番組のタイプを変えることもありますし、両タイプを時間枠に分けて同時に投影している場合もあります。

いずれにしても、プラネタリウムを楽しむにあたって、これから行こうとしている施設が今どんな番組を投影しているかは非常に重要です。
「天文の話を聞こうと思ったのに、子ども向けのアニメキャラ番組だった」とか、「子どもを連れて行ったのに話が難しすぎて、子どもが飽きてしまった」なんてことがないように、事前に番組の内容を確認してからお出かけくださいね。

先頭に戻る